副交感神経アップ! 骨盤リラックスでヤセ体質に

カラリと秋晴れの続く心地よい季節となりました。景観の美しい所に出かけて自然に触れたり、旬の食べ物を堪能したり...食欲が刺激されてダイエットに不向きな季節だと思っていませんか?実は秋は四季の中でもっともダイエットに最適な季節なのです!この季節を利用して美味しく食べて動きましょう~!



1年で1番ダイエットに最適な秋! 副交感神経アップ骨盤ダイエット

秋は穏やかな気候で暑さや室内外の温度差によるストレスもなく、自律神経が整いやすい季節。四季の中でもっともダイエットに最適な季節なのです。

201610_011.jpg自律神経が乱れてしまうとホルモンバランスが崩れたり、代謝が悪くなったり、イライラしやすくなります。その結果、ストレスから暴飲暴食に走る→夜遅くまで眠れない......→お休みの日はお昼過ぎまでベッドでゴロゴロ→ぷよぷよお腹へまっしぐら!コースをたどる女子も少なくありません。

そもそも自律神経には、ストレスや緊張によって高まる『交感神経』と体をリラックスし休ませる『副交感神経』の二つがあり、両者がバランスよく交互に優位になることが理想的です。とくに『副交感神経』は睡眠に入るときに活発に働き、免疫力を高め、体の回復を行います。

また、若返りホルモンと言われる『成長ホルモン』とも密接に関係があり、『副交感神経』を整えることはキレイをつくるうえでもとっても大事なポイント。そのうえ、『副交感神経』が整うと血行が良くなり代謝活動がスムーズになって効率的な脂肪燃焼を促し、自然とあこがれの"ヤセ体質"になれるのです。

秋の夜長にリラックス骨盤ストレッチを取り入れて、キレイをつくる『副交感神経』をアップをしましょう!

 



呼吸リラックス骨盤ストレッチ

■内肋間筋・腰方形・脊中起立筋にきく
副交感神経を優位にしてリラックスするには、深くゆっくりと呼吸をすることが重要。姿勢が悪くなると、呼吸機能も低下します。呼吸が浅くなるととくに病気もないのに体の不調を感じやすくなります。ちゃんと呼吸をするための筋肉を整えるストレッチを日頃から実践してみてください。

深く呼吸をすると、安静時呼吸時に働く横隔膜、外肋間筋に加えて、吸気には胸鎖乳突筋、前斜角筋、中斜角筋、後斜角筋が、呼気には内肋間筋、腹直筋、内腹斜筋、外腹斜筋、腹横筋といった呼吸補助筋を使います。深い呼吸時に使うこれらの筋肉を刺激しながら、さらにリラックス効果を上げましょう!



201610_012.jpg1.イスに浅く座り足裏を床につけ、背筋を伸ばします。両手は水平に広げ、肩の高さまで上げます。

 







201610_013.jpg2.肩、手を水平に保ちゆっくり息を吐きながら、左手が遠くに引っ張られるイメージで上体を左方向へスライドさせます。









201610_014.jpg3.息を吐ききったら、ゆっくりまんなかに戻りながら息を吸いましょう。今度は右方向へ息を吐きながらスライドさせましょう。
*左右5回ずつを目安に繰り返しましょう。









骨盤リラックス骨盤ストレッチ

■梨状筋・内閉鎖筋・外閉鎖筋・上双子筋・下双子筋・大腿方形筋・殿筋にきく
副交感神経は骨盤の中央にある仙骨に分布しています。より神経伝達がスムーズにいくように仙骨付近の筋肉をほぐしてあげましょう。とくに、座り仕事の多い方は仙骨と股関節に負担がかかりやすく、梨状筋などお尻周囲の筋肉が硬くなりやすいので、まめにほぐしていきましょう。


201610_015.jpg1.イスに座って、右脚を左太腿にのせます。











201610_016.jpg2.左膝裏に両手を回し、腰部分からしっかり太腿の方向へ上体を曲げていきます。背中が丸まらないように注意し、限界まで曲げきったら20秒そのままで。









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3.反対も同じように繰り返しましょう。 *両脚各2回ずつが目安ですが、腰、膝に痛みが出るときは無理せず、できるところまでにしておきましょう。











おやすみ前リラックス骨盤ストレッチ

■前鋸筋・広背筋・大円筋・多裂筋・大殿筋にきく
おやすみ前に激しい運動や、ききすぎるストレッチは、逆に交感神経を興奮させてしまい眠れない原因を作ってしまいます。日中緊張している背中の筋肉を気持ちよく伸ばしながらやさしく骨盤をリセット。副交感神経が優位になると、脈拍がゆっくりとなり、血圧も降下してリラックスするので安眠につながりやすくなります。できるだけリラックスした状態で、なるべく深い呼吸を意識しながら行いましょう。



201610_018.jpg1.仰向けになり、両腕を頭の上へ伸ばしましょう。両膝は立てましょう。








201610_019.jpg2.両腕を伸ばしたまま、両膝を右側に倒しましょう。脚を倒したままで20秒カウント。







201610_020.jpg3.反対も同じように繰り返しましょう。 *両脚各3回ずつを目安に行いましょう。










201610_021.jpg副交感神経を活性化するにはがむしゃらに運動するだけではなく「笑う」「好きな音楽を聴く」「大きく深呼吸」「体を温める」など、副交感神経を優位に保つ生活を送ることがカギ。

副交感神経アップ骨盤ストレッチを取り入れ、自律神経のバランスを整え、この時期のダイエットを上手に効率よく高めていきましょう。ただし!秋の夜長に夜更かしはダイエットには大敵ですよ!




この記事の担当ガイド

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骨盤ダイエット ガイド

納富 亜矢子

 

1972年生まれ。芦屋美整体サロン副院長。OLから、結婚後整体師に。2001年兵庫県芦屋市に女性専用整体サロン「芦屋美整体」を開業。骨盤美整体を指導する傍ら、自身の不調、体型克服経験から副院長として接客、カウンセリング、骨盤体操などを指導。

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