野菜好きの子どもに~親子で家庭菜園!


ks-tg.jpg今、流行りの家庭菜園、親子で始めてみませんか。初めての人でも簡単に始められますよ。

この時期はどんどん成長していくので、毎日、成長を見るのが楽しみです。また、植物の生命の不思議に興味を持ち、生命の尊さを知ることができます。そして、野菜を育てることにより、今まで食べることができなかった野菜も食べれるようになったという話も聞きます。
全てがそろったキットも販売されていますが、ホームセンターでも簡単に揃えることができます。



家庭菜園の準備物

プランター・鉢底ネット(プランターに付属の場合が多い)・有機培養土・配合肥料・鉢底石・野菜の苗(初心者には、プチトマトがお勧め)。

本格的に園芸を楽しむ人は、自分で土も配合し土造りから凝る人もいますが、初心者は、買ってきてすぐに使える培養土がお勧めです。肥料も同様で、そのまま使えるものがいいでしょう。

 

プランターへの苗の植え方


ks-isi.jpg鉢底石を敷く
 

・プランターに鉢底ネットを敷く(虫の侵入防止のため)。

 

・その上に、鉢底石を底から約2cmほどの高さまで敷く(鉢の中の通気性・排水性をアップさせるため)。

 

 

●土を入れる 


ks-tg02.jpg・石の上に土を3cmほど入れる。


・土の上に肥料をまく
(直接、根に触れない場所へ与える)









ks-tuti.jpg・多く入れすぎないように、袋に書いてある使い方をよく読む(ちなみにガイドが購入した肥料は65cmプランターで20g。思ったよりかなり少ない量でした)。


・スコップで肥料を均一に広げる。

 





ks-aj.jpg・その上に、土をプランターの淵から2cm~3cm低くなるように入れる。


・苗を植えるために、大きい目に穴をあける。

・苗のポットを逆さまにして、根が傷まないように苗を取り出し、植える。

・水をたっぷり与える。



育て方のポイント

●水やり
・必ず、土の表面が乾いてから与える(与えすぎると、根腐れする恐れがある)。 
・鉢底から水が出るまでたっぷり与える。
・基本的に午前中に(夏は昼間に水をやると根腐れする恐れがあり、冬は夕方に水をやると夜間に凍結する恐れがある)。


●肥料
・用途は草花用・野菜用などがあり、また使用タイプは、土に混ぜ込む、土の上に蒔く、水に薄めて与える、土に刺すなど様々なので、植えるものに合わせて、お店で相談しましょう。

・与える間隔も月に1回や10日に1回など様々で、与え過ぎないように注意が必要。量も多く与え過ぎないように、どちらかと言えば、少な過ぎると思うぐらいでちょうどいい。



超簡単家庭菜園


ks-tuti02.jpg・苗を購入しなくても、ネギの根の部分を植えておくと、ネギがすぐに伸びてくるので、お手軽な家庭菜園になります。

 

 

 

 

 

 


ks-tuti03.jpg数日でこのようにネギが伸びてきます。切り取って、使うと、また伸びてきます。





*もっと手軽にという方向けに、プランターも買う必要がない、土の袋のまま栽培する袋栽培という方法もあります。

日に日に大きく成長するので、植物の背の高さや葉や花、実の数など、毎日観察すると楽しいですね。デジカメでの撮影もいいですが、スケッチすることで、注意深く植物を見るようになります。また、育てた野菜で親子でお料理するのもいいですね。夏休みの自由研究にもおススメです。

 

この記事の担当ガイド
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幼児教育ガイド

上野 緑子 

うえの みどりこ 

幼児教室・小学校受験の個人講師を経て、現在は教育コンサルタントとして、
原稿執筆、講演など教育・子育てをテーマに活動中。一男一女の母。

 

 

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