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ライフスタイルコラム
風水で「子ども部屋」をプチ模様替え
いい運気の流れる子ども部屋なら思考力や創造力が増していきます。風水的には成長過程にある子どもは木気(もっけ)といい、大人とは比べ物にならないほど環境から受ける影響が大きいのです。中国・戦国時代の儒学者の孟子のお母さんは子どものために3回、環境のよいところに住居を移したそうです。プチ模様替えで子ども部屋の運気アップにチャレンジしてみませんか?
子どもの机の向きが何よりも大切
まず大切なのは机の向きです。ドアから人が入ってくるのを確認できる位置に机を置くこと。そして、自分の後ろを人が通らないこと。
ドアに背を向けて座ると、無意識のうちに背後を気にしてしまうんですね。高まってしまう緊張感を落ち着かせることができるのが、壁を背にする配置です。難しい場合は、入口のドアから少しだけでもずらした位置に机を動かしてみましょう。
デスクの目の前の鏡は見えない位置へ移動
デスク前に窓や鏡があると、自分の姿が写り込んでしまい心理的に落ち着きません。集中力を保つためには、デスクに座った時に目の前に窓や鏡がない位置を選びましょう。目の前の鏡や窓は風水的にもいい運気を逃したり、反射していってしまいます。
また、これから机を購入するのであれば、スチール製のものや前に本棚がついている机はやめましょう。これはやはり集中力の減退につながりやすいのです。
子ども部屋の方位は東向きがベスト
東向きは発展性を身につけることのできる方位。伸び盛りの子どもには打って付けの方位。ですから、枕の向きや机の向きは東向きにするのがベストです。
朝の光が入ってくる東に子ども部屋があれば、太陽の気のエネルギーで子ども部屋が活性化され、前向きで行動力のある子どもに育っていくでしょう。
西日が強く入る位置に子ども部屋があると、子どもは疲れやすく、勉強をしなくなるとされています。これは、夕方に射す西日の持つエネルギーの影響なんです。西日の射す部屋以外にするのが難しい場合は、明るい色のカーテンで西日をさえぎりましょう。
机まわりの整理整頓は必須!
毎日使う机まわりはどうしても雑然としがち。乱雑さと汚れは運気にとって最大の敵。きれいをキープするにはシンプルがいちばんです。机を使い終わったら片付ける、などの習慣を子どもと一緒に身につけましょう。
子ども部屋にこそグリーンを
成長過程にある子どもは木気。そこで同じ木気を持つグリーンをお部屋に置くことで子どもの発展性をより高めてくれます。
環境を変えるだけで子どもの成績に影響していくことが多いです。プチ模様替えをしたらお子さんの成績の変化を観察してみてくださいね。きっと効果があるはずです。
この記事の担当ガイド
谷口 令(たにぐち れい)
風水心理カウンセラー。風水歴40年、国内外に1万人以上の顧客を持つ。方位学、家相学、移転学、環境学象意学、命名学、筆跡学、観相・人相学など研鑽を重ねて独立し、心理学をプラスした独自のメソッドを構築。メディアや講演活動を通して、毎日の生活に風水や家相を無理なく取り入れる方法を発信している。
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