炊飯器で作る、ケーキのようなチョコレートパン

強力粉にミルクココアを混ぜて作ったチョコレートパンは、甘くてふわふわで、まるでケーキみたいです。今年のバレンタインデーは、このチョコパンをケーキのようにデコレーションしてみませんか。

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ケーキのようなチョコレートパン

強力粉とココアで作るチョコレートパンです。ミルクココアを使うので、ミルクは要りません。とってもふわふわでスイートなチョコレート食パンです。そのまま食べてもおいしいのですが、今日はケーキのような装いにしてみました。チョコレートパンにホイップクリームがしっくりとなじんで、いっそうおいしくいただけます。



チョコレートパンの材料(5合炊き炊飯器用)

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チョコレートパンの作り方・手順

炊飯器でチョコレートパンを焼く

1:強力粉、ココア、イースト、砂糖、塩を混ぜる

20170104_103.jpgボウルに強力粉、ココア、イースト、砂糖、塩を入れ、泡だて器でぐるぐる混ぜる。内釜に薄くサラダ油をぬっておく。



2:バター、ぬるま湯を注いで箸で混ぜて5分おく

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バターを入れ、箸で混ぜながらぬるま湯をそそぎいれる。全体に水分が回ったらラップをふんわりかけて3~5分置く。
 
※この時点では、バターがしっかり混ざっていなくても大丈夫



3:5分ほどこねる

20170104_105.jpg5分間、「手で混ぜる」、「持ち上げて叩きつける」を繰り返す。



4:ボウルから生地が離れやすくなったらこね終わり

20170104_106.jpgボウルから生地が離れやすくなったら、こね終了の合図。
 
※いつもよりやわらかい生地です



5:内釜に

20170104_107.jpg柔らかい生地なので、ゴムベラを使って内釜に移し、表面の凸凹をできるだけならす。ラップをかぶせて炊飯器にセットし、保温スイッチを入れる。10~15分保温したらスイッチを切って30~40分おいて、2~2.5倍に膨らませる。寒い時期は途中で数分間保温スイッチを入れてあげて発酵を促す。
 ※ラップをかけると発酵時間が短縮できます。が、しなくても発酵します
 
 
 



6:ガス抜き

20170104_108.jpgゴムベラを鍋肌に沿って差し込み、外側の生地を内側に持ってきて折りたたむような感じで、ガス抜きをする。



7:ガス抜き終了→炊飯器にセットして二次発酵させる

20170104_109.jpgラップをかけて炊飯器にセットして、保温10~15分、スイッチを切って30分ほどおいて、2.5倍ぐらいの大きさまで発酵させる。
 
※一次発酵しすぎると二次発酵であまり膨らみません



8:炊く

20170104_110.jpg2.5倍ほどに膨らんでいるのを確認したら、ラップを外して、普通炊きか高速炊きで炊く。



9:炊き上がり

20170104_111.jpg高速炊きで42分で炊き上がり。
 
※普通炊きでは52分かかりました



10:網の上でさます

20170104_112.jpg網の上で冷ます。



飾りつけ

11:チョコレートソースを作る

20170104_113.jpg小さいボウルに砕いたチョコと牛乳を入れ、55℃ぐらいの湯にしばらく浮かべておく。やわらかくなったところで湯煎から外し、スプーンで混ぜて溶かしてチョコレートソースを作る。

※55℃の湯=指を入れることはできるが、長く入れてはいられない熱さ



12:盛りつける

20170104_114.jpg器に切り分けたパンをのせ、フルーツ、木の実を盛り合わせ、ホイップクリームを添え、チョコレートソースをかけ、粉糖をふる。
 
※飾りつけはお好みで



ガイドのワンポイントアドバイス

塩分をきかせない方がこのパンには合うので、いつものお釜パンより塩が少なめです。同じ炊飯器で、高速コースと普通コースで焼いてみました。高速が42分、普通が52分かかりました。どちらも中までしっかり焼けました。焼き立ては高速の方は皮がカリッと焼け、普通の方は皮もふんわりしています。お試しになる際の参考にしてください。


 

この記事の担当ガイド
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毎日のお助けレシピ ガイド 
大石 寿子

 

伝統料理を基本にした新料理、新調理法を提案。書籍や広告などで活動中。

 

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