春を楽しむ インテリアのアイデア

春らしい暖かな陽射しに変わってきました。そろそろ春らしいインテリアを楽しんでみませんか。2013年テーブルウェアフェスティバルで見かけたダイニング空間から、春を楽しむインテリアのアイデアをご紹介します。(写真は全てテーブルウェアフェスティバルにて撮影)



爽やかなグリーンをテーマに

20160301_011.jpg上の空間は、フランス・リモージュ焼で有名な「RAYNAUD」レイノー社のテーブルコーディネートの一つ。グリーンは草木の芽吹きを感じる春らしい色の代表です。明るいグリーンからシックな印象のグリーンを中心にコーディネートした大人も楽しめる爽やかなテーブルになっています。

20160301_012.jpgナプキンリングには、食器類の中に使われている落ち着いたグリーンのリボンをさらっと結んでいるのも素敵ですね。









20160301_013.jpgカードを使うのもお薦めのテクニック。カード類は色や柄が豊富な上、お値段も手ごろ。また、気に入ったラッピングペーパーなどをカードに仕立ててもいいですね。
テーブル上だけでなく、カウンター上などに季節感を添えるアイテムとしても重宝しそうです。







こういった小物使いを見ていると、インテリアを楽しむには道具がないからできない!のではなく、発想を柔軟にして、手近なものを自由に使ってコーディネートするのを楽しむのもよいなぁと感じます。



桜をイメージ 優しい春のインテリア

20160301_014.jpg日本の春といえば桜。春のインテリアも桜をイメージしたインテリアもいいものです。桜をテーマにといってもイメージはいろいろ。上の空間は、ほんのりとした薄ピンクに淡いグレーを組み合わせています。低彩度の色の効果で、はかなげで上品。食器や壁の小物類は幾何学的な直線を意識してコーディネートしているので、モダンな和テイストの空間になっていますね。

20160301_015.jpg桜の花の飾り方も、一枝を横長の器に添えて飾っています。桜を大きな花瓶に、さながら木のように活けるのも素敵ですがスペースのないお部屋では難しいもの。こうやって一枝をさりげなくあしらうのも、上品で優しい空間には似合っています。

また、高さを抑えて横を強調した飾り方は、横への広がり感を演出します。テーブルだけでなく、玄関の横に長い玄関収納上などにも合わせやすいでしょう。





ブライトカラーで生き生きと

20160301_016.jpg春は生命誕生の季節でもありますから、生き生きとした心が弾むようなインテリアも良く合います。こちらは、明るくはっきりとしたブライトカラーを使ったコーディネート。見ているだけで元気が出てきますね。

こういった印象の強い色は、多くの色を使うよりも、こちらの空間のように2色に絞るとコーディネートがしやすいでしょう。それでもボリュームが多いと感じる時には、白を加えてボリュームダウンさせるのもテクニック。こちらのテーブルでも白のテーブルクロスを加えてボリュームを調整して、白の持つ清々しい爽やかさが感じられます。

20160301_017.jpgナチュラルでカジュアルなイメージには、ラフなテクスチャーが似合います。洗いざらしのコットンのナプキンには素朴な麻ひもにがあしらわれて、ナチュラル感たっぷり。
手書きのメモもいい感じで、楽しい一日のスタートを予感することでしょう。







いかがでしたか。テーブルウェアフェスティバルではプロ・アマ問わずに、テーブルを中心にしたダイニング空間のコーディネートを見ることができます。それぞれにアイディアが散りばめられているのでとても参考になりますよ。






この記事の担当ガイド

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インテリアコーディネート ガイド 

鈴木 理恵子

 

インテリアアドバイザーが、素敵な部屋で居心地よく過ごすヒントをご紹介します!

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