暑さが日に日に増してきましたね。この季節、清涼感のある観葉植物は目に嬉しいですよね。そこで今回は、予算800円以内で簡単に楽しめるインテリアグリーンをご紹介します! |
梅雨時のジメジメに加えて暑さも増してくる季節ですが、室内に清涼感漂う観葉植物があるだけでなんとなく涼しく感じられるから不思議です。 そこで今回は予算800円で(安)簡単に(簡)わずかな時間で作って(短)楽しめる、名付けて「安・簡・短(あん・かん・たん)」なインテリアグリーンをご紹介します! |
100円ショップへGO!
今回用意した材料は、全て近所の100円ショップ「ダイソー」で買い求めました。 植物は「シンゴニウム」、「ステレオスペルマム」、「テーブルヤシ」、「シノブ(これだけ300円商品)」の4種類。 植物のほかには、植え込み用の器として岩型とブリキの容器を各1個、お会計はしめて800円(税抜き)でした。 一個300円だったシノブ、これはよく「吊りシノブ」にして涼しげな風情を楽しむものですが、今回は管理が楽な容器植えにします。といっても、使うのは岩型の方ではありませんよ。
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シノブを洋風にアレンジ
和のイメージのシノブを、今回はあえてブリキのバケツに植え込みます。 作業としては、培養土に根腐れ防止剤を一割ほど混ぜ込んでバケツに入れ、ポットから抜いたシノブをポン!と植え込むだけ、といたってシンプル。ものの5分もあれば作業は終了です。
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でも、ただ植え込んだだけでは芸がないので、ちょっとお化粧をして涼しさ演出度をアップさせましょう。 |
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シノブはバケツの片側に寄せて植えたので、空間があいています。化粧砂(今回は金魚鉢に入れる白い小砂利を使用)を敷き、ここに家にあったビー玉や貝殻など夏っぽいものでデコレーションしてみました。 |
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ここで使用したのはシノブ、バケツ、観葉植物用の土、化粧砂利、貝殻、ビー玉の6品で、合計800円(税抜き)でした。土やビー玉など家にあるものを使うとすると、400円から作れます。 |
和室で楽しむ観葉
次は残った材料で、和室にもあう観葉植物の寄せ植えを作りましょう!こちらも材料が揃っていれば植え込むだけなので、短時間でできますよ。
まずは通常の寄せ植え作りと同じく、鉢にどのように植え込むのかポットのままで配置を考えます。レイアウトが決まったら、ポットから苗を抜き取って培養土を入れた器に植え込んでいきます。
この器も底穴が開いていなかったので、培養土には根腐れ防止剤を混ぜ込んでいます。また、このように変形の器の場合、苗と器との間に隙間ができやすいので、箸などを使って隙間ができないようしっかり用土を入れてあげましょう。 植え込み後は、シノブのものと同じように小砂利で土の表面をお化粧してあげます。
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和室に置いても違和感のない観葉植物の寄せ植えができあがりました。 ここで使用したのはシンゴニウム、ステレオスペルマム、テーブルヤシ、岩型の器、観葉植物用の土、化粧砂利の6品で、合計600円(税抜き)でした。こちらも土などが家にある場合は400円から作ることができますよ! |
管理のポイント
できあがったグリーンは明るい窓辺に置き、鉢土が乾いたら水やりをします。ただし今回作ったものはどちらも器に底穴が開いていないものなので、水やりは細口の水差しを使って、溢れないよう慎重にします。 ブリキバケツの方は、釘を打ち付けると簡単に穴が開きますから、水抜き用に数箇所穴をあけてもよいでしょう。その場合は、鉢底からの水で汚れないように鉢受皿を。
また化粧砂利を敷くと見た目は良いのですが、鉢土の乾き具合がわかりにくいという難点があります。こういった場合は、鉢土に竹串(浅い鉢なら爪楊枝でもOK)をさして置き、時々抜いてみてその湿り具合をみて土の水分量を把握します。
安・簡・短に楽しめるインテリアグリーン、いかがでしたか?お店によって、同じ材料が入手できない場合もあると思いますが、ミニ観葉は園芸店やホームセンターの園芸コーナーでも売られています。また器は家にあるものも使えますから、こういったものを利用して積極的にグリーンを楽しみましょう!
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この議事の担当ガイド
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カーデニングガイド
畠山 潤子
はたけやま じゅんこ
花と緑のある暮しを楽しむ、ガーデニングライフのプロパゲーター
花好きな母のもと、幼少より花と緑に親しむ。1997年より、本格的にガーデニングをはじめる。 ガーデニングの素晴らしさを多くの人に知ってもらいたいとの思いで、ガーデンライフアドバイザーとして記事執筆や監修、講習会の講師などの活動を行う。
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