火災の二大出火原因が、コンロとタバコの火の不始末です。
火災のほとんどは日頃の心がけで防ぐことができるものばかり。こ家族で注意点をよく話し合っておきましょう。
加熱中のコンロから離れるときは必ず火を消して
暖房や照明器具の近くに燃えやすいものを置かない
- ストーブのまわりに洗濯物を干したり衣類を吊すのは絶対やめましょう。灯油やスプレー缶、ベンジン、シンナーなどの引火物も使わないでください。また、ストーブや照明器具をカーテンの近くに慨くのも危険です。
コンロや給湯器のまわりにも燃えやすいものを置かない
電気コードのタコ足配線は禁物。束ねて使用すると発火の原因に
- コンセントは1ヶ所あたり15A(1500W)以上の電気は使えません。(差込口が2つの場合でも、合計で15A (1500W) です。)1つのコンセントで多数の電気器具を使うのは火災の原因となるので絶対にやめましょう。
また、電気コードを束ねて使うのも危険です。コンパクトになりますが熱を放出できずに配線の被覆が解けてショートしたり、素線の断線により発熱し火災に至ることもあります。コンセントのプラグにたまったホコリも、時々プラグを外して取り除いてください。
警報装置や避難ハシゴを備えればいっそう安心
- 火災は発見が早いほど、被害を少なく抑えることができます。熱惑知器、煙惑知器、ガスもれ警報器などの警報装置の取り付けをお願いします。
また万ー火災になった場合を考え、2階以上の階には避難ハシゴを備えておきたいものです。
漏電遮断機が何度も落ちる場合はミサワホームにご連絡を
避難の際の非常口となる出入口や窓の内外に、荷物を放置しない
- わが家の避難方法をご家族全員で確認しておきましょう。
リチウムイオン電池からの火災に注意
- リチウムイオン電池は、携帯電話やスマートフォン、モバイルバッテリー、コードレス掃除機、ノートパソコンなど身近なものに幅広く使われています。
とても便利なものですが、充電中や使用中、一般ごみとして廃棄され、押しつぶされた際に出火するなど火災の原因になるケースが増えています。ほとんどは誤った使用法(非純正バッテリーを使用、充電電圧の違う機器で充電したなど)が原因ですが、経年劣化や環境要因で膨張などを起こすこともあります。充電が最後までできない、使用時間が短くなった、充電中に熱くなるなどの異常があった際は、使用をやめてメーカーや販売店に相談しましょう。廃棄する際は一般ごみなどでは捨てず、事業団体が回収するリサイクルに出しましょう。