家の中でも窓やバルコニーは、子供の事故率がかなり高い場所です。また大人の転落・転倒事故では、階段や浴室で足を滑らせる、床段差のある所でつまずく、椅子の上に立ってバランスを崩す、などが目立っています。
外まわりでは外部排水枡蓋などの破損に気付かす、踏み外す事故もおこっています。
小さいお子様がいる家では、窓際やバルコニーに足がかりになるものを置かない
- 子供は1歳を過ぎると動きが活発になり、高い所へ登りたがります。窓やバルコニーの手すり近くには、足をかけてよじ登れるようなものを絶対置かないよう気をつけましょう。出窓、フラワーボックス、ハシゴを使う特殊物入棚にも、お子様が登ったりできないよう工夫してください。またフラワーボックスには、人の体重を支える強度がないので、絶対に乗らないでください。
お子様を階段で遊ばせない
- 幼児期のお子様がいる場合は、階段に市販の保護フェンスやネットを取り付けることをおすすめします。
階段に滑らない工夫を。壁付手すりもときどき点検
- 木製階段にワックスや油性の雑巾がけは禁物です。滑り止めを付けたりすることで、足を滑らす事故はかなり防ぐことができますがつまづきやすくなることもありますのでご注意ください。また階段付近にマットを敷くのは滑りやすく危険。階段まわりに鏡や陶器など割れやすいものを置くのもやめましょう。体のバランスを支える手すりは、ガタツキなどが無いか、時々点検して締め直してください。ガタツキがある場合は安全に関わりますのでミサワホームにご相談ください。
屋根や吹抜けのお手入れや補修はミサワホームへ
- 瓦や雨樋、吹抜けの高窓や照明など、高い所の掃除や補修は危険なうえ、専門技術が必要です。必ずミサワホームヘご相談ください。
天井まわりや照明、吊り戸棚のお手入れは、くれぐれも気をつけて
- よろけたりしないよう足場を安定させましょう。滑りやすいテーブル、キッチンカウンター、洗面台などは踏み台にしないでください。
和室の敷居やカーペットにもお年寄りやお子様はよくつまずいて転びます
- 小さい子供はよく転ぶので目が離せません。歩行器や子供用自動車も勢いがつくと、フローリングやわずかな段差で転倒することがあります。お年寄りの場合は、いつも住まいの中の小さな段差に注意して歩く習慣をつけてもらいましょう。
キッチンやトイレなど室内のマットは必す滑り止めを敷いて
水や石鹸で滑りやすい浴室はお子様やお年寄りには危険ゾーン
- 水垢がついていると滑りやすいので、こまめな掃除で取り除きましょう。浴室マットやスノコ、浴室用ブーツも滑りやすいので、できれば使わないでください。また浴槽のフタや縁、カウンターは滑りやすいので絶対に乗らないでください。
外部排水枡や浄化槽の蓋の破損にも注意
- 外部の排水枡や浄化槽の蓋は用途(歩行用、乗用車用、大型車用)の耐用碁準に応じて設置されています。耐用基準以上の重量がかかると破損する恐れがありますので、用途変更される場合はご相談ください。また、蓋や蓋枠に劣化(ヒビ、ガタッキ、変形等)がある場合は踏み外して事故になる恐れがありますので、修理や交換についてご相談ください。