防犯意識が、わが家を守る - 窓・玄関の防犯対策 -

防犯意識_01.jpg空き巣の侵入手口データでは、「ガラス破り」と「無締まり」、「施錠開け」の3つの合計で、全体の9割以上を占めています。住まいの開口部に注目して、"守る防犯"対策を施しましょう。









■一般住宅の空き巣の侵入手段

一戸建て住宅を対象とした空き巣の侵入手段では、「ガラス破り」が最も多く、次いで「無締まり」となっています。

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       出典:警視庁統計資料



中高層住宅(4階建て以上)及びその他の住宅(※)においても、「ガラス破り」が最も多く、次いで「無締まり」、「施錠開け」となっています。 ※3階建て以下の共同住宅、テラスハウス等

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       出典:警視庁統計資料



安心と信頼のCPマーク

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防犯性能の高い建物部品には、Crime Prevention(防犯)の頭文字をシンボル化した「CPマーク」がつけられています。これは、警察庁、国土交通省、経済産業省と、民間メーカー等の官民合同会議において、建物部品が実際に使用される状態で、建物への侵入の手口として広く見られる攻撃方法について実地試験を実施し、「5分間侵入を防ぐことができるもの(大音量が発生する手口については1分間)」など、一定の防犯性能があると評価した部品にのみ使用が認められています。装備を選ぶときの目安にしてください。



窓の防犯対策は、第1にガラスを壊されにくくし、補助鍵を追加すること。シャッターや面格子は、侵入の手間や時間をかけさせる効果があり、見た目に防犯意識の高さをアピールできます。



●防犯ガラス防犯意識_05.jpg

既存のガラスの上に、透明フィルムを貼るだけの簡単施工。ハンマーなどで叩いても割れにくく、防犯性が向上します。紫外線カット機能や遮熱効果もプラスしたエコ&セキュリティタイプもあります。







●タイマー付き電動シャッター防犯意識_06.jpg

サッシを開けずに開閉できる電動シャッター。タイマー付きなら決まった時間に自動開閉でき、留守時の夕方に在宅を装うこともできます。







●外部面格子防犯意識_07.jpg

サッシを開けずに開閉できる電動シャッター。タイマー付きなら決まった時間に自動開閉でき、留守時の夕方に在宅を装うこともできます。











玄関の防犯対策

いまや鍵は、2カ所もしくは3カ所が基本です。注目の指紋認識タイプなら、鍵の締め忘れや持ち忘れも防げます。

●玄関ドア/ディンプルキー防犯意識_08.jpg

錠はピッキングしにくいディンプルシリンダー錠で、ガラス部分には防犯ガラスを装備。さまざまな侵入手口に対応した防犯性の高い玄関ドアです。







●電気錠付き玄関ドア防犯意識_09.jpg

施解錠はカードキーをかざすだけでお子様やお年寄りにも簡単。鍵穴が見えないためピッキング対策に有効。着脱式サムターンでさらに防犯性を高めています。









●ダブルロック防犯意識_10.jpg

玄関ドアに鍵を2箇所設置するダブルロック方式。侵入盗がピッキングやサムターン回しをする際に時間をかけさせて防犯性を高めます。









●鎌錠(主錠)防犯意識_11jpg.jpg

デッドボルト(かんぬき)が鎌の形になっているため、バール等を使ったこじ破りへの対策として有効です









●着脱式サムターン防犯意識_12.jpg

夜間、玄関前に立つと照明がつくため、ピッキングなどの不審な行動を防ぎます。センサー付きで省エネと防犯を両立。









●玄関ポーチ灯防犯意識_13.jpg

夜間、玄関前に立つと照明がつくため、ピッキングなどの不審な行動を防ぎます。センサー付きで省エネと防犯を両立。