冬の疲労回復入浴法

入浴の美容効果は多大です、リフレクソロジーの効果も高めてくれます。温まってリラックスした状態で、身体が冷えないように気をつけながら、リフレクソロジーをすることで、老廃物の排出力も高まります!!

簡単で優れた美容法、それが入浴です

201602_01.jpg元気で美しく毎日を過ごしたい。誰もが願うことです。

そのお手伝いをしたいと思い、美容のお仕事をはじめて30年。お客様へのアドバイスのために、自分自身の健康のために、様々なセルフケアを試してきました。

その中でも、手軽で誰にでも続ける事ができる美容健康法、それが入浴なのです。どこの家にもあるバスタブですが、面倒だからとシャワーだけで済ませていませんか? もしそうなら、みすみすキレイで元気になるチャンスを逃していることになりますよ。



入浴が優れた美容法である理由

○温熱効果
温まることで血行やリンパの流れが良くなること。マッサージの目的も血行促進です。他にリラックスやスリミングなどもありますが、血行促進させることが大きな目的です。

お風呂上がりのお肌は、普段より美しく見えることでもわかるように、お肌は角質に水分を含み、血流が良い状態のときキレイに見えます。一日最低でも一回は入浴することを習慣にして、全身の血行を促す習慣をつけましょう。

○水圧効果
バスタブの中では水圧がかかるために、浸かっているだけでマッサージ効果があります。身体の先端で戻りにくくなっているリンパ液などを、身体の中心の方向に押し戻し、巡らせてくれる効果があるので、むくみなどがラクになります。

○浮力効果
水の中では関節などにかかる比重が少なくなるため、腰や膝などの負担を少なく動かすことができます。バスタブの中で足首の曲げ伸ばしや、両腕を後ろに組んで肩甲骨のストレッチを行う、ウエストを左右に捻るなどの動きも、バスタブの中なら陸上よりも軽い負荷で行えるので、入浴中のストレッチは小さな動きで美容効果大です。



快適に入浴するためのコツ

入浴時の温度に気をつけましょう。適温については、38℃前後で長い時間の半身浴など紹介されていますが、お風呂の適温はひとそれぞれです。

ちなみに私の場合、夏は37~38℃。冬は41~43℃の湯温に設定しますが、日によって変えています。終日家で暖かく過ごしていた日は41℃。外出して普段より冷えている日は43℃に設定します。目安は15分バスタブに浸かってうっすらと額に汗が出る温度にしています。湯温を決める時の参考にしてください。

寒い日は、入浴前にシャワーを出しっぱなしにするなどして、バスルームの湿度や温度を上げておくこともお勧めです。今は室温を一定にしておくことの出来るバスルームがあるから便利ですね。

暖かい環境での半身浴は気持ちが良いものだと思いますが、寒い中で湯温が低いお風呂に長く入って汗をかくどころか、風邪をひいてしまったという話をよく聞きます。自分の適温を探して、お風呂美活に役立ててください。



疲労回復入浴手順

1. 掛かり湯をする(洗面器で7~8回、もしくはシャワーでしっかり温める)

2. バスタブに浸かる(10~15分)首まで浸かって2~3分肩を温める。バスタブの中で足指を広げる、土踏まずを揉む、ストレッチを行う

3. シャンプー、トリートメント

4. バスタブに浸かる(5~10分)

201602_02.jpg5. トリートメントを流した後、身体を洗いながら泡でマッサージ

6. バスタブに浸かる(2~3分)

7. 手先、足先を30℃くらいのぬるい水で引き締める(先端の血管が締まり、湯冷めしにくくなります)

8. 湯上がりには常温の水を飲み水分補給。温めた身体に冷水はNGです。

9. 汗がひくまでガウンに包まってリラックス。

入浴の美容効果は多大です、リフレクソロジーの効果も高めてくれます。温まってリラックスした状態で、身体が冷えないように気をつけながら、リフレクソロジーをすることで、老廃物の排出力も高まります!

年末に大掃除をするように、自分の身体のメンテナンスも行いましょう。エステティシャンの私が言うのもなんですが、エステに行かなくても、家のお風呂で十分にキレイになれます。この冬は自分にとって最高に気持ちよいバスタイムを、演出してみてはいかがでしょうか?

 




この記事の担当ガイド

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リフレクソロジー ガイド 

マミ レヴィ

まみ れう゛ぃ


アロママッサージサロン「マミーズタッチ」主宰、IFA認定アロマセラピスト。

人気サロンで20年間、「キレイになりたい」「体の調子をよくしたい」など様々な悩みを抱える女性と向き合って生み出したセルフマッサージのテクニックは、誰でも簡単に実践できると好評。

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